10月20日から27日の1週間、高周波文化ホール(富山県射水市)で開催されました。
作品出展数 733点、来場 679名、のべ302名の方がワークショップに参加してくださいました。
ご来場、参加、ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
●作品を出展してくださったデイケア等の皆さんが、お出かけに組み込んで来てくださったり、何便もピストン運行して来てくださったり…、保育園のお散歩をかねて可愛いお客さまが沢山きてくださった日もありました。
ゆっくりとご自分の作品や仲間の作品をご覧になり、「本当に楽しかった」「次はこれをやってみたい!」とのお声が聞こえてきます。在廊中の臨床美術士との会話もあちこちで弾んでいました。見ていると元気になる!作品を見ながらここで一晩眠りたいくらい!
とのご感想もいただきました。
●会場には、今年1月にご逝去された北澤晃先生の追悼展示コーナーを設けました。先生が制作された臨床美術プログラムの参考作品、デモ作品、そして未完となった「夜桜と月明かり」の参考作品と共に唯一の現場実施となった「ものがたり茶屋」で制作されたお二人の作品も並びました。FBに残された先生の言葉が一つひとつ心に染みます。
先生のおもいと、あたたかな眼差しが会場に注がれているようでした。
●今回は、コロナ前に毎年実施していた体験コーナーが復活しました。
ポスターを見かけて、これは是非体験したいと足を運んでくださった方。
平日に来場し興味を持たれ、あらためて体験日に来てくださった方。
作品を出展されているお子さんと、ママ、パパ、おばあちゃんがみんなで描いたり…
土日3日間の実施でしたが、302名の皆さんに臨床美術を味わっていただくことができました。
偶然に立ち寄られたご夫婦が体験され、「本当に楽しい。なにしろあなたたち臨床美術士の皆さんが本当にいきいきしているね。初めてのいい体験になりました」と言葉を残してくださいました。
毎回会場からは楽しそうな笑い声や鑑賞会のあたたかな拍手が聞こえてきます。
皆さんとの時間は私たち臨床美術士にとって大きな励みになります。
本当にありがとうございました。
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来年もまた、皆様とお会いできますように。ここからまた一歩一歩進んでいきたいと思います。
とやま臨床美術の会
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