2024年12月8日
富山市婦中ふれあい館にて富山福祉短期大学 臨床美術セミナーが開催されました。
寒い中でしたが県外からの方々も含め、51名の方々にご参加頂きました。
対面での臨床美術セミナーは、3年ぶりで皆様と直接、お会い出来、熱気と活気を感じました。
1部 講演「意識をかえるアート(臨床美術)のちから」
富山福祉短期大学 岡野 宏宣先生の講演とともに4人の臨床美術士からの各現場の事例報告がありました。
(敬称略)
〇渡邉 恭子
「NPO法人 こどものその」
〇岡本 真希
「臨床美術定期開催現場における小学生とその保護者の変化」
〇北澤 啓子
「ものがたり茶屋(砺波市)どなたでも利用できる地域サロンであり、集いの場」
〇角 真理子
「コロナ禍における臨床美術の役割」
各現場での事例と関連させ、岡野先生からは、「創造的な活動を取り入れ、ゆとりを感じる時間を作ることが、個人の成長を促し、人と人とのつながりを深め、未来へとつながる」
「臨床美術により、自分らしさを表現でき、自己肯定感が高まり、前向きな意識変化が生まれる」
「変化の先には、新しい自分を発見する可能性があり、未来への一歩を後押しする」との話しがありました。
臨床美術は「変わる力」を引き出すための扉となります。
Ⅱ部 臨床美術を楽しむ「りんごの量感画」
実際にりんごを見て、触れて、香をかいで、味わって五感を総動員してりんごを描きました。
小学生から80代の方まで、オイルパステルの混色を楽しみながら、ご自分の作品を完成されていました。
ご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。
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